変形性関節症の痛みに効果がある食べ物

アボカドが変形性関節症に効果があるって聞いたけど本当ですか?
という質問を時々受けます。

最近はハンバーガーやサンドイッチにも入っていたりして街でも目にする機会も増えてきました。
個人的にはメキシコ料理が好きなのでアボカドはよく食べます。
栄養学的にみるとアボカドはめちゃくちゃおすすめの食べ物です。

今日はそのアボカドの成分や本当に変形性股関節症の痛みに効果があるのかをみなさんにお伝えしたいと思います。

アボカドにはどんな成分が入ってる?


アボカドは『世界一栄養価の高い果物』と言われていて、ビタミン、ミネラル、葉酸や食物繊維も豊富に含まれています。
体への効果としてはアンチエイジング、体内のデトックス、血液をサラサラにするといった様々な効果があります。
簡単にまとめると

  • ビタミンE:老化の予防
  • ビタミンC:抗酸化作用
  • ビタミンA:粘膜や皮膚の免疫力維持
  • カルシウム:骨の強化
  • コエンザイムQ10:生活習慣病予防、美肌効果
  • グルタチオン:解毒促進
  • リノール酸、オレイン酸、リノレン酸:動脈硬化予防
  • 中でもフルーツ中の含有量トップのビタミンEは関節炎の軽減に効果があると言われ変形性関節症にも効果が期待できます。

    アボカドは軟骨再生に効果があるのか?


    多くの研究者がアボカドの軟骨への効果を報告していますが、その中でも注目する成分が『アボカド不けん化物』という成分です。
    この中にあるTGF-βが軟骨がすり減るのを防ぎ、さらに傷ついた軟骨の修復を助ける働きがあるという研究報告があります。
    TGF-βは、血小板由来の成長因子で、傷を治して皮膚の再生やコラーゲンの生成をうながし、すり減った軟骨を修復してくれます。

    ちなみにグルコサミンが軟骨再生に効果がありますか?
    という質問をよく受けますが医学的エビデンスは得られていません。
    グルコサミンは分子量が大きいため胃や腸で消化されてしまうため、膝や股関節の軟骨まで到達しないと考えられています。

    アボカド不けん化物は分子量が小さいため、そのままの形で軟骨まで達することが証明されています。

    アボカド摂取によるデメリット


    栄養価も高く軟骨にも効果があり夢のような食材だと思いますよね。
    でもアボカドを食べすぎるデメリットがあります。
    それは高カロリーな食べ物だという事です。

    アボカドを丸々1個食べるとご飯1杯分位のカロリーがあるので食べすぎには注意しないといけません。
    トルティーヤチップスをアボカドディップにつけて食べたりするとかなりの高カロリーになってしまいますね。
    私はかならずメキシコ料理を食べに行くと注文しますが。

    体重が増えて軟骨に負担がかかったら本末転倒です。

    まとめ

    サプリメントや薬を飲んで痛みを改善しようと考える方は非常に多いですが、
    バランスよく食事をしていればほとんどの人がアボカド以外の食材で同様の栄養素が摂取できてるはずです。

    変形性股関節症の患者は軟骨まで栄養を届ける機能が低下しています。
    その部分を改善しないとせっかく栄養を摂取しても効果が半減してしまいます。

    具体的にいうとゆっくりお風呂に入って股関節の深部まで温める。適度な運動やストレッチをして血液の流れをよくするといった事も併せてやらないと効果がありません。

    というわけで食事だけで関節の痛みが改善できるかをYES・NOで聞かれたら私はNOと答えます。

    ただ、高価なサメの軟骨を飲むよりは総合的にみてアボカドはおすすめです。